目立たず短期間で歯並びを治す!DIOオルソナビによるマウスピース矯正とは?

矯正治療に興味はあるけれど、「目立つ装置は抵抗がある」「できれば短期間で整えたい」と感じている方も多いのではないでしょうか。
近年は、見た目に配慮しながら快適に治療ができる“マウスピース矯正”が主流となりつつあります。
その中でも注目されているのが、韓国発のデジタル矯正システム「DIOオルソナビ」です。
本記事では、DIOオルソナビの特徴や治療の流れについて、専門的な視点からわかりやすく解説します。
DIOオルソナビとは?
韓国発のデジタル矯正システム
DIOオルソナビは、韓国発のデジタルマウスピース矯正システムです。
口腔内スキャナーやCTで取得したデータをAIが分析し、歯の動きを高精度にシミュレーションします。
治療前には3Dで仕上がりを確認でき、歯並びの変化を具体的にイメージできるため、安心して治療に臨めます。
また、マウスピースは薄くて透明度が高く、装着中もほとんど目立ちません。
痛みや違和感も少ないため、仕事や学校など日常生活に支障なく続けられるのが特長です。
こんな方におすすめ
・前歯の傾きやすき間が気になる方
・笑ったときの印象を自然に整えたい方
・短期間で矯正を終えたい方
・結婚式や就職などのイベントに合わせて整えたい方
・目立たず矯正したい方
軽度の歯並びを効率的に整えたい方に最適な矯正です。
日常生活や人前でも安心して使用できます。
歯並びの種類と主な症状
DIOオルソナビは、次のような歯並びの乱れに対応できるマウスピース矯正システムです。
ここでは、特に前歯まわりでよく見られるお悩みのタイプをご紹介します。
1. 受け口(反対咬合)
下の歯が上の歯より前に出ている状態。
噛み合わせに影響するため、成長期や骨格バランスも考慮した治療計画が必要です。
2. すきっ歯(空隙歯列)
歯と歯の間にすき間がある状態。
見た目の悩みだけでなく、発音や食べ物のつまりにも影響します。
3. 重なり歯(叢生)
歯が重なって生えている状態。
歯がねじれたり、前後にズレたりすることで歯磨きが難しくなり、むし歯や歯周病の原因にも。
4. 開咬(オープンバイト)
奥歯を噛んでも前歯が閉じない状態。
食べ物を噛み切りにくく、発音がしづらいなどの問題が生じます。
5. 過蓋咬合(ディープバイト)
上の前歯が下の歯を深く覆いすぎている状態。
下の歯や歯ぐきに負担がかかりやすく、顎関節への影響もあります。
6. 交叉咬合(クロスバイト)
上下の歯が一部逆に噛み合っている状態。
片方の顎に偏りが出て、顔のゆがみにつながることもあります。
7. 八重歯
犬歯が歯列の外側に飛び出している状態。
笑ったときの印象は個性として好まれることもありますが、歯列全体のバランスを崩すこともあります。
DIOオルソナビの特長
1. 高い透明度と快適な装着感
DIOオルソナビのマウスピースは、従来の製品と比べて透明度が非常に高く、装着中もほとんど目立ちません。
矯正中であることを知られたくない方や、見た目を重視したい方にも安心してお使いいただけます。
独自開発の薄く柔軟なシート素材により、自然な見た目と快適なつけ心地を両立しています。
2. 精密で効率的な治療システム
DIOオルソナビでは、アライナーを20枚単位で区切って作成し、経過ごとに修正を加えることで誤差を最小限にしています。
また、歯を動かす際に必要なIPR(歯の隙間をわずかに削る処置)も最小限に抑え、歯への負担を軽減しています。
これにより、より精密で効率的な治療が可能になりました。
3. 信頼のDIO技術とデジタル精度
当院では、DIO社製のデジタルインプラントシステムや3Dプリンターを導入しており、その技術力と品質、安全性には強い信頼を寄せています。
DIOオルソナビでも、AI技術を用いた精密な治療計画により、長期治療中の心身の負担を軽減しながら、より高精度な矯正を実現しています。
当院の治療ポリシーとDIOオルソナビ
当院では、「患者さん一人ひとりに最適な治療を、安全かつ無理なく提供する」ことを最優先に考えています。
1. 精密検査の徹底
治療を始める前には、口腔内スキャンやレントゲンなどの精密検査を行います。
これにより、歯並びだけでなく、咬み合わせや顎の状態まで詳細に確認可能です。
DIOオルソナビが適しているかどうか、安全かつ確実に判断するための大切なステップです。
検査結果に基づいて治療計画を立てることで、無理のない矯正が可能になります。
2. 無理のない治療
前歯だけを整える部分矯正であっても、全体の咬合や歯の健康に配慮して治療を行います。歯や顎に過度な負担がかからないよう調整しながら、痛みや違和感を最小限に抑えるのが当院の方針です。
必要な範囲だけを効率的に動かすことで、短期間で安心して矯正できる環境を提供しています。
3. 長期的な安定を重視
矯正治療は、歯を動かすだけでなく、治療後の安定性を保つことも非常に重要です。
当院では、治療後の保定装置の使用や定期的な経過チェックを丁寧に行い、再ズレの予防や口元の美しさを維持します。
これにより、せっかく整えた歯並びを長く保ち、自然な笑顔をサポートすることができます。
3つのコースから選べる治療プラン
1. フルコース(FULL)
すべての歯を対象にした全顎矯正プラン。
出っ歯・受け口・開咬・重度の叢生など、あらゆる歯並びのお悩みに対応します。
全体の噛み合わせを整えながら、口元全体のバランス改善を目指します。
2. ミディアムコース(MEDIUM)
軽度の咬み合わせや歯列の乱れに対応。
「全体までは必要ないけれど、歯並びをもう少し整えたい」という方に最適です。
前歯〜小臼歯あたりまでを部分的に動かすプランです。
3. ライトコース(LIGHT)
前歯など、見た目を中心に整えたい方向けの部分矯正プラン。
短期間での改善を目指し、費用負担も少なめです。
「結婚式や就職前に前歯だけ整えたい」という方にも人気です。
治療の流れ
1. カウンセリング・口腔内スキャン
歯科医師が現在の歯並びや噛み合わせを丁寧に確認し、専用の3Dスキャナーで口腔内をデータ化します。
歯の状態だけでなく、咬合のバランスや顎の動きも細かくチェックします。
2. 3Dシミュレーションで仕上がり確認
AIによる3Dシミュレーションを行い、治療後の歯並びを事前に確認します。
患者さま自身も、どのように歯が動いていくのかを視覚的にイメージできます。
3. 治療計画の決定・マウスピース作製
シミュレーション結果をもとに、患者さま一人ひとりに合った治療計画を立てます。
確定後、オーダーメイドのマウスピースを作製し、装着方法や食事・歯みがき時の注意点についても丁寧にご説明します。
4. 装着開始(約2週間ごとに交換)
マウスピースを装着し、歯を少しずつ理想の位置へと動かしていきます。
おおよそ2週間ごとに新しいマウスピースへ交換し、装着時間やお手入れ方法もサポートします。
5. 経過チェック・保定期間へ
治療後は、歯が元に戻らないように保定装置(リテーナー)を使用し、位置を安定させます。
定期的な経過チェックを行いながら、きれいな歯並びを長く維持できるようサポートします。
まとめ
DIOオルソナビは、前歯や軽い歯並びの気になる方にぴったりのマウスピース矯正です。
透明で目立たず、負担も少ないので日常生活に取り入れやすいのが特長です。
まずは歯科医院で気軽に相談してみることが、理想の笑顔への第一歩になります。
江口矯正歯科クリニックの専門医より一言!
矯正治療に興味はあっても、「目立つ装置はちょっと…」「痛みや期間が心配」と感じる方は多いと思います。
DIOオルソナビは、そんな方にも安心して始めていただける、透明で快適なマウスピース矯正です。
各種あるアライナーの中でも透明度が高く、薄く、やわらかく痛の密着度も高いので動きがよく、痛みや装着感も改善されていると思います。
従来の装置と違い、見た目が自然で違和感も少なく、日常生活への負担を抑えながら歯並びを整えられます。
短期間で前歯をきれいに整えたい方や、仕事・イベント前に見た目を改善したい方にもおすすめです。
これまでの診療を通じて感じるのは、歯並びが整うことで表情が明るくなり、笑顔に自信を持たれる方が本当に多いということです。
DIOオルソナビも、そんな「笑顔を取り戻す矯正」のひとつだと感じています。
気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。
丁寧にカウンセリングを行い、最適な治療をご提案いたします。
江口矯正歯科クリニック
【この記事の著者】

歯科医師(歯学博士)
江口 公人 えぐち きみひと
[ 経歴・資格・所属学会等 ]
- 1988年 徳島大学歯学部卒業
- 歯学博士
- 日本顎咬合学会 咬み合わせ認定医
- 日本口腔インプラント学会会員
- インプラント認証医
- 日本矯正歯科学会
- KIRG準会員
- 関西アライナースタディークラブ主宰
江口矯正歯科クリニックは、その前身の医院から数えると約25年間、新田辺駅前で矯正治療を行ってきました。その間、約3,000人の方々に矯正治療を行っていただきました。小さな医院だからこそ、患者様と話もしやすく、診療の風景も見てもらいやすいことはとても良かったと思っています。
子供の成長期の機能矯正治療から、成人矯正、マウスピース矯正まで行う事で、治療の選択肢を広げる事ができました。今後も患者様に合った治療を考えていきたいと思ってます。
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