歯磨き粉は何歳からつけたほうがいいですか?

こんにちは、江口矯正歯科です。

今回は、「歯磨き粉は、何歳からつけた方がいいか」というご質問にお答えします。

1. 使い始める時期

結論からお伝えすると、歯磨き粉を1人で吐き出せるようになればつけ始めてOKです。

年齢の目安を言うと、1〜1歳半くらいからは、歯磨き粉を使ってもらってもいいのではないかと思います。

その前からも少しずつ歯は生えていますが、そんなに慌てて使う必要はありません。

ただ、最初は味がするかどうかくらいの濃度で、歯の表面に塗るくらいの感覚で使ってみてください。

徐々に慣れてきたら、仕上げ磨きだけ、歯磨き粉を使うなどしてみましょう。

2. おすすめの歯磨き粉

使用する歯磨き粉は、刺激の少ない子供用のもので、歯の表面をコーティングしてくれるフッ素の入っているものを使ってみましょう。

子供用の歯磨き粉は、フッ素濃度が500~900ppmと決められていますが、基準のギリギリまで入っているものが虫歯予防の効果が高い歯磨き粉です。

当院では、ライオンから市販されている「CheckUp」というジェルタイプの歯磨き粉をお勧めしています。

発泡剤が入っていないので磨きやすく、ピーチやアップルなど、味がたくさんあるのでいくつか買って、今日は何味にする?と聞くと、積極的に仕上げ磨きに協力してくれるかもしれません。

幼少期の歯の健康は親が守らないといけないのが、難しいところです。

今回の記事が、みなさんのお子様の歯磨きライフの参考になりましたら幸いです。

また、気になることがあれば、ぜひ当院でご相談ください。

【この記事の著者】

歯科医師 江口公人 - 江口矯正歯科クリニック

江口 公人 えぐち きみひと

[ 経歴・資格・所属学会等 ]

  • 1988年 徳島大学歯学部卒業
  • 歯学博士
  • 日本顎咬合学会 咬み合わせ認定医
  • 日本口腔インプラント学会会員
  • インプラント認証医
  • 日本矯正歯科学会
  • KIRG準会員
  • 関西アライナースタディークラブ主宰

江口矯正歯科クリニックは、その前身の医院から数えると約25年間、新田辺駅前で矯正治療を行ってきました。その間、約3,000人の方々に矯正治療を行っていただきました。小さな医院だからこそ、患者様と話もしやすく、診療の風景も見てもらいやすいことはとても良かったと思っています。

子供の成長期の機能矯正治療から、成人矯正、マウスピース矯正まで行う事で、治療の選択肢を広げる事ができました。今後も患者様に合った治療を考えていきたいと思ってます。