子供の姿勢をよくすると歯並びも良くなる?
こんにちは、江口矯正歯科です。
今回は、子供の姿勢と歯並びの関係について書いてみます。
実はこの二つには相関関係があることが分かっています。
なぜかというと、姿勢の悪い子供は必然的に口呼吸になり、口呼吸をしていると口が閉じないため、口の周りの筋肉が弱くなります。
筋肉が弱くなると口の中が狭くなって、歯が狭い空間に押し込められた結果、歯並びが悪化するからです。
ですので、幼少期は特に子供の姿勢を意識することが大事です。
1. 食事の姿勢
食事の時の姿勢は特に気にしましょう。
ちゃんと噛むことが、歯の周りの筋肉を鍛えますが、よくあるのが、子供が家のテーブルで椅子から足をぶらぶらして食べている家庭です。
椅子の高さが合っていないのが原因ですが、足が不安定だと姿勢を整えないといけないので他の筋肉にも力が入ってしまい、噛むことに集中できません。
子供に合った椅子を選んであげましょう。
2. 勉強中の姿勢
やはり子供でよくあるのは、頬杖です。
学校での姿勢は普段見えませんが、頬杖をつくことで、顎を押してしまい、顎の骨が歪んだ結果、歯並びが悪くなります。
普段の勉強姿勢などを見て、注意してあげてください。
外因的な歯並びは、幼少期にほとんどが決まります。
常に注意するのは無理だと思うので、ポイントを押さえて注意してあげてください。
皆様のお子様のお口の健康をお祈りしています。
また、気になることがあれば、ぜひ当院でご相談ください。
【この記事の著者】

歯科医師(歯学博士)
江口 公人 えぐち きみひと
[ 経歴・資格・所属学会等 ]
- 1988年 徳島大学歯学部卒業
- 歯学博士
- 日本顎咬合学会 咬み合わせ認定医
- 日本口腔インプラント学会会員
- インプラント認証医
- 日本矯正歯科学会
- KIRG準会員
- 関西アライナースタディークラブ主宰
江口矯正歯科クリニックは、その前身の医院から数えると約25年間、新田辺駅前で矯正治療を行ってきました。その間、約3,000人の方々に矯正治療を行っていただきました。小さな医院だからこそ、患者様と話もしやすく、診療の風景も見てもらいやすいことはとても良かったと思っています。
子供の成長期の機能矯正治療から、成人矯正、マウスピース矯正まで行う事で、治療の選択肢を広げる事ができました。今後も患者様に合った治療を考えていきたいと思ってます。